2008年02月18日

KKG、EBM、NBM

同僚の師匠が おっしゃったとのことですが
医療の流れは
KKG → EBM → NBM だそうです。

順番に、
「カン、経験、ガッツ(だったかな?)」 
「エビデンスベイスドメディスン」
「ナラティブベイスドメディスン」

①KKG、なるほど まさにそうと思います。
 そうはいっても、別にEBMやカンの医療を否定するわけではなくて
 時間軸 (医療界の流れも、個人として医療人の成長も、両方を含む)
 として KKG や EBM を内包しつつ、
 さらに物語を意識する、という意味合いだろうと理解してます。
 (わたしの尊敬する 3人の先生も、そんな雰囲気。)

②EBM には反発したくなる私ですが、
 ある文献を読んで 賛成派に回りました。
 つまり、EBM の源流は
 「無駄な事をしていないか」 だそうです。
 戦時中か戦後か、治療をしなくても よくなる人々を見て、
 じゃあ自分のやっている医療の意味は何か、と考えたのが
 出発点だとか。
 いまの日本社会とは、また違った考え方だと思います
 
③NBM に関しては 私もほとんどしりませんが、
 No.76「ナラティブと医療」 が参考文献です。

 ほかにも文献は多いですが、いまのところこれしか持ってません。
 しかし、なんで文章になったとたんに色あせるのか、と思うことは多いですが・・
 (でも珠玉の章がありますよ!)

 NBM は、ここ最近のEBM に対する反省から出てきたもの・・だったような?
 よくしりませんが、とにかく
 ご本人のすべてを(生活も、希望も)見よう、という全人的アプローチです。
 日本語では「物語としての医療」です。このネーミングがいいのかどうか、わかんないですが。

 そんで、ナラティブを”物語”に直して、さらに考えると
 「自分の物語と 相手の物語の相互作用」 ということになるようです。
 だから私たちは演技者でなければならない、という趣旨でもありますね。
 (ダメだ、理解してないからまとめられません)

 EBM、NBM を実践できている人でも、理論は知らない人は多い、
 という点からして
 KKG → EBM → NBM の流れはあっていると思います。
 

初心者の私としては、このくらいで もう限界・・
かなり思いついたまま UP しましたので・・間違いは訂正、お願いします。

この流れで、3月に「構造主義」の勉強会に参加することになりました。
システムや認知というカテゴリの好きな私にとって、非常に楽しみです!

人気ブログランキングへ にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ
にほんブログ村


同じカテゴリー(STのツブヤキ)の記事
新兵器?
新兵器?(2019-11-05 05:00)

識字率99% ?
識字率99% ?(2019-07-02 10:00)

2年ぶりに再開
2年ぶりに再開(2019-05-05 10:00)


Posted by もとい at 23:05│Comments(0)STのツブヤキ
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。